片耳難聴の悩みは意外に深い!?子供から聞いた話です

片耳だけ聞こえない事による大きな誤解

60歳近くになり、私はだんだん若い頃の比べ耳が聞こえにくくなり、よく聞き間違いをしてしまいます。

息子は私より良く聞こえているのではないか、と思うこともあるほどです。

でもこれが大きな誤解なのです。

聞こえている方の耳がよいほど、周りの人間は片耳が聞こえていないことを忘れて接してしまいがちです。

親でさえ聞こえていないほうからしゃべりかけたりすることもがよくあります。

といううかまったく気を付けて話しかけることはしていません。

本人がいつも集中して人の話を聞いていて、理解している状態だと思うのです。

また片耳が聞こえないのは、生活に不便だと息子は言っています。

片耳が聞こえないことがどう生活に影響するのか、健常者には理解すらされない事が多いのですが、これが結構大変のようです。

片耳難聴の人が困るシチュエーションの例

左耳難聴の息子は運転している時、助手席の人との会話がよく聞き取れなくて辛いと言っていました。

最近同じように左耳難聴の旦那を持つ奥さんと話をしました。

車のなかで会話がうまくできなくて、よくケンカになってしまうというのです。

私の息子もよく奥さんに「話を聞いてくれない」と叱られると言っていました。

聞きたくても聞こえない助手席の声

左耳難聴の人が運転するシチュエーションだと助手席は左にあるため、そちらから話しかけられると反対の聞こえる右耳で聞こうとするらしいのです。

でも、車の右側はエンジン音やタイヤから出る音、外の音などの雑音がいっぱいあるため、右耳で左側の助手席の声を聞くのは本当に難しく、真面目な人ほど話しかけられると一生懸命聞こうと集中するので、疲れるそうです。

緊張して聴いているととなんとか聞こえたとしても、そんな状態が長くつづかず、集中が途切れるてしまうと、人の話を聞き取れなくなってしまいます。

そうなると、助手席の人との会話が成り立たなくなり、それが引き金となってしまい、ケンカになる・・・

左ハンドルの車や、電気自動車のように車内が静かな環境だと、そんなことがなくなるよとも息子が言っていました。

>>左耳が聞こえないので左ハンドルの外車に乗り換えてみた結果

片耳難聴者は、ふだんの生活ではいい方の耳でカバーしているので、他の人には普通に聞こえていると思われてしまいがちです。

それが車の中では聞こうとしても聞き取れないので、相手は聞こえないふりをしているか、聞こうとしないと思ってしまうみたいです。

その他にも沢山ある片耳が聞こえないことで苦労すること

  • 電車で友達と座るとき、レストランで席につくとき、並んで歩くときなど、誰かと一緒にいる時は常に相手の声が聞こえる側をキープ
  • 会議やミーティングでは、会場全体の声が聞こえる場所を探して座るようにしているが、予め席が決まっている場合は、聞こえない側の声が聞こえず、何を話しているか分からない
  • 左耳が難聴の場合、国産車を運転していると助手席の声が聞こえづらく、スムーズに会話ができない
  • 補聴器を付けるのをためらう理由は、イヤホンを常時付けることで聞こえる側の耳まで難聴になってしまう事への恐れ
  • 音がどちらから聞こえているのかわからないので、携帯がなかなか見つからない
  • 聞こえない方から話掛けられたとき、見当違いの方向(後ろ)に振り向くと不信がられる
  • 基本的に聞こえづらい場合が多く、適当な相槌・愛想笑いが多くなる
  • 「本当は聞こえてるんでしょ?」って思われると傷つく
  • ステレオイヤホンやサラウンドシステムの臨場感ある音楽鑑賞の醍醐味を味わえない

続いては、そんな片耳難聴者と上手に付き合っていく方法について、お話していきます。


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