子供の片耳が聞こえません。どうやって子供と接していけばいいのでしょうか?

まずは片耳難聴を正しく理解しよう

まずはじめにお伝えしたいことは、実際に片耳難聴である人が、片耳難聴のことについてどのように捉えているかです。

いろんな人の、色んな話を聞いて、片耳難聴という障害のイメージを掴んでみてください。

片耳が聞こえていない人の話~その1~

片耳聞こえない子供の立場でウン十年生きてきてもういい年ですが、あんまり気にしたことないですよ。

周りも自分から言わないと気がつかないですし、日常はあえて自分から言うことはしません。

聞こえる方向をちょっと選ぶ傾向は少しあるので、親しい人には誤解されたくないから話しますが、それによるデメリットはありません。

片耳が聞こえていない人の話~その2~

私も片耳が聞こえません。

でも、視力と違って片耳が聞こえないから、もう片方も聞こえなくなる…と言う事はないです。

私も30年ほど片耳だけで生活していますが、特に問題ないです。

あ、警察官の試験は落ちましたが。

パイロットや宇宙飛行士にもなれませんが、普通の生活は特に問題ないです。

初めは慣れないので真っすぐ歩けないとか、聞こえない方から声をかけられた時に無視してしまったりとかありましたが、慣れれば真っすぐ歩けるし聞こえない方側から音が聞こえたら無意識に顔をそちらに向ける癖も付きました。

補聴器は特に使いません。

親の立場からしたら将来に不安を感じるでしょうが、本人は結構強く生きて行きます。

これから気を付けて欲しいのは、慣れる前だと聞こえない方からの音に気付きにくいので、そちら側をフォローしてあげて下さい。

自転車のベルや車の音も聞こえない事が有りましたので。

あとは、耳に負担のかかるような事(イヤホンをしたり、耳のそばで怒鳴るとか)は、しないようにしてください。

それと「いつまでも自分の耳の事でクヨクヨ泣かれたら何よりもきつい」ので、泣くのは今日までにしてくださいね。

子供に片耳難聴を持つ親の話

私も片方聴こえないことに気がついたのが、丁度9歳くらいでした。

親は非常に驚いて色々と病院めぐりをしましたが、自分では片方聞こえると意外と気にならないのです。

自分より親が心を痛めて心配しているのは分かってましたが、本人は強がりでもなんでもなく現実を受け止めて、かえって周りがうるさいとき聞こえるほうの耳を枕につけて寝ると、「あんまり騒音が聞こえなくてよく眠れるよ~」と普通にプラス思考でした。

免許も持ってるし、時々聴こえない方から話しかけられて、聴こえづらいときは「こっちがちょっと難聴なんだ~」ですませているようです。

片耳が聞こえない親友を持つ人の話

とりわけ心配する必要はないと思います。

私の親友で難聴を持つ彼は、今、上場企業のTOP10に入り(まだ30代です)、ストックオプションで2億円程度の株を持っています。

(株は特殊な事だと思いますが・・・)

そして何より人を想いやる気持ちと、向上心が人一倍凄いです。

私も1児の親ですが、確かに育てるのは親の責任ですが、生きていくのは子供の責任です。

与えられた環境でどう生きていくかは、子供が考えていく力があるのだと思います。

親に片耳難聴を持つ人の話

ウィルス性ではないですが、幼少の頃に何かあったらしく、ろくに病院にも通わせてもらえなかったとかで片耳が聞こえません。

本人はそれを周りに隠し通し、現在は70を超えています。

運転免許もあるし、障害の手帳ももらっていないようです。

普通の事務職に就き子供も設けて退職し年金生活です。

家族も聞こえる方の耳から話しかけるようにして、特に「家庭内で」の不便はなかったそうです。

私も結婚してしばらくは耳のことを知りませんでした。

座る位置などに気をつければ会話に支障はなかったです。

難聴の弟を持つ人の話

夫の弟が先天的な難聴です。

義弟は今、カリフォルニアの大学で神経学(っていうのかな?ニューロサイエンスと言っていました)で、聴覚に関する研究をしています。

彼によると、「聴覚や聴神経のメカニズムは視神経等に比べれば、驚く程単純なので、将来、ありとあらゆる難聴は全て治療することができるようになる」そうです。

義弟の言う『将来』が、数年なのか、数十年なのか、百年単位なのか、私にはわかりませんが、義弟が子供だったころより、『全ての難聴が治る将来』により近いのではないでしょうか。

その治療法が間に合わなかったとしても、将来、難聴を治療する技術を確立する日が来るかも知れません。

(私個人的には、その前に義弟がその技術を開発することを願っていますが…)

全く慰めになっていないと思いますが、どうか希望を持ってください。

そして、どうかご自身を責めないでください。

最後に一言

いかがでしたでしょうか?

もちろん、難聴であるが故の不便さはあるにしても、あなたのお子さんのお先は全然真っ暗ではないようですね。

逆に、自分が難聴であることが、その人の人生を豊かにするケースだってありました。

私自身、生まれつきの片耳難聴ですが、子供のころ、そこまで難聴のことを気にしていませんでした。

そう言われても、かわいいわが子の片耳が聞こえなくなってしまったので、悲観的になる時もあります。

その時は思いっきり悲観的になりましょう。

でも、しばらくすると片耳難聴のほとんどの場合、それはそんなに大したことじゃないとわかってきます(笑)

だから、安心してくださいね。

難聴が子供の人生を決定することはありません。

子供の人生は、子供自身が決めます。

それをサポートしてあげるのが、これからのあなたの役割になるのではないでしょうか?

それでは!

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